シジュウカラ  (旧「ワーママが税理士になるまでの日々のことがら」)

アラフォーのワーママが異業種の記者から会計業界に未経験で転職しました。40代からでも頑張ろう!の意味と、シジュウカラは庶民派ながら賢い鳥なのであやかれるように、との意味を込めてブログの題を更新!

新聞業界と女性の働き方

私は農業専門紙の元記者ですが、まー、ほんとに新聞業界は女性が働きにくいんです。これから新卒で就職する女性たちには勧めません。

ただ、子供を持つことを考えない、組織でのキャリア一辺倒を考える方は例外ですが。

事実、組織をみると、女子は1~2割程度。先輩たちはどんどんやめていくんですね。さらに、幹部になっている女性たちは、未婚のバリキャリ、子供のいない事実婚、既婚も子なし。

 

そもそも新聞業界というのは、考えてみても、①締め切り時間が超遅い②夜討ち朝駆けは当然③呼ばれたら出動を厭わない④全国転勤あり(地方紙であればエリアが多少限定されますが)ーーなど、育児する社員を想定しない働き方なんです。ジャーナリストといえば想定される仕事としてはかっこいいですが、組織での働き方は超「明治」、超「大正」、超「昭和」なんですね~。

業界紙ということで、いわゆる朝毎読(ちょうまいよみ、と読みます)という大手一般全国紙に比べて締め切りは早いのです。とはいえ、最終的な締め切り(1面)は19時すぎ、ゲラのチェックは20時ごろです。これは保育園に子供を迎えにいったら21時…??って、保育園やっとるかいな??んなわけないよね。

 

では出産した女性たちはどう働いているか?

出産後の女性たちは時短勤務や勤務時間の繰り上げなどで対応していますが、これも一時的、わずか3年程度しか使えません(当社の場合)。

くわえて、出産した女性たちはなかなか管理職に昇格できず、短い勤務時間で仕事が増えるにもかかわらず、働くモチベーションは上がりません。

 

マイナスばかりで申し訳ないですが、これが、事実です。

 

まずは、現状をお伝えし、私の今後の働き方の目指し方について、今後書いていきたいと思います。